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法務

C-1 水難事故に関する裁判例を通して学ぶ、法的責任の判断構造

セッションC-1 14:45-16:15

稲垣尊仁(最高裁判所司法研修所付司法修習生

アウトドア活動は、その楽しさの反面、予測不可能な自然の中での活動であるが故に、事故のリスクを常に抱えています。では、事故が発生した時に、事業者側には常に法的責任が発生するのでしょうか。倫理的責任とは別に、法的責任がどのような場合に発生するのかを、水難事故に関する過去の裁判例などを通して、共に学びましょう。当日は、刑事責任と民事責任の違いや、損害賠償責任の発生根拠等について簡単に説明した上で、実際の事例を簡素化したケースについて、グループごとに検討し討論していただく予定です。主体的に法律について学ぶ楽しいワークショップにしましょう!