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B-2 カードゲームで体験する傷病者評価と救助判断 :水上、水辺、ビーチ編

セッションB-1 16:30-18:00

河波弘晃(一般財団法人エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団代表理事) 

例えば10m沖でスポーツ中の男性が、静かに浮いて動かなくなったのを目撃したとします。3分後に陸上に運んできました。反応がなく呼吸は確認できないのですが、早く脈は触れています。まだAEDや心肺蘇生の道具が届くまであと4分程度かかりそうです。あなたは、何をチームに指示しますか?

街中と違い、傷病者が水辺で発生した場合、そこでの対応は判断力に委ねられます。まずは、傷病者の状況を的確に評価する必要があります。その上で、やりたいことがその場ではできないことも当然あります。その判断を、様々な症例を基にしたカードゲームで体験してみませんか?ファーストエイドだけでなく、救助、搬送手段の判断も疑似的に体験します。