グローバル時代のリスクマネジメントを考える
#アウトドア#グローバルスタンダード#インバウンド
コーディネーター
Daisuke Kondo
Director of SOLO Japan
現在、訪日外国人観光客が増加する中、新たな観光客の誘致、多言語への対応、外国人スタッフの導入等、各地で色々な対策が進められているのを、肌で感じております。インバウンドに特化した旅行会社も増えて来ておりますし、それに向けたマーケティングの方法も次々に新しい形が出て来ております。過疎化が進んでしまっていた所が、1つのアクティビティや、1枚の写真にて海外から注目されるようになり、それを目的で来られた海外からの観光客のお陰で、再び発展を遂げる事が出来ているという事例もよく耳に致します。そんな中、京都、富士山をはじめとする観光地へキャパシティを越えた観光客が殺到し、交通や景観、住環境などでトラブルが発生している事も事実だと思います。また、アウトドアガイドとしての国際基準・資格、言語の違いによるコミュニケーションの難しさも指摘されております。色々なリスクが考えられる中、その考え方の中に、日本と海外に大きなギャップがあると感じており、そこをお互いに理解する事で、今回のテーマである、グローバル時代のリスクマネジメントに良い形で繋がっていって欲しいと願っております。日本の内外を両面からよく理解されている今回のパネラーの方々に、今後日本が、しっかりとリスクをマネージメントしながら、対応していく為の課題は何か。時間が許す限り多角的に議論を進めて行きたいと思います。English→
パネラー
Michael John Harris
Owner of Canyons
日本のアドベンチャーツーリズムの先駆者の一人。日本初となるキャニオニングの会社、キャニオンズを設立。日本のアウトドア業界に国際的な安全基準を導入し、率先して実践している。25年間に渡り、色々な形で日本の旅行業界に関わる事で、ツーリズム・マーケティング、マネージメントに関し、深い理解を得る。現在、環境省、国立公園、観光庁等へ、ツーリズムにおける、計略、オペレーション、マーケティングの助言も行っている。また 地元・群馬県みなかみ町の地域活性化にも大きく貢献。一般社団法人みなかみ町観光協会理事、みなかみ町アウトドア協会委員長、を始め、田舎におけるアドベンチャーツーリズム、インバウンドツーリズムのコンサルタントや地域活性化にも力を注いでいる。English→
Chris Hall
Kyoto Guided Walks代表
2007年より、オーストラリアと日本の旅行業界にて数々の業種に携わる。
オーストラリア・ケアンズにて、日本語ガイドとしてキャリアをスタートした後、オーストラリア最大の旅行グループ、Flight Centreに就職し更に経験を積む。その業績が評価され、EXO Travelの国内営業部長へ就任。アジア10ヶ国を始め、オーストラリア、ニュージーランド等を担当。Exo Travelの日本支部も2012年にはたった5人だった従業員が今では100を超え、サイクリングやトレッキングなどアドベンチャー部門の営業も行なっている。2018年10月より、Kyoto Guided Walksを設立。 オーストラリアとニュージーランドの旅行会社やツアーオペレーターと直接取引を行う形で自身もメインガイドとして現場に出ている。増加している京都、日本へのインバウンドの対策、サステイナブルツーリズム(持続可能な観光)を長期化する為の方法、また日本の小規模なツアーオペレーターと海外のエージェントを繋げる事で生まれるビジネスチャンス等に関心を持っている。English→
Brent Potter
Operations of Japan Ski Tours
生まれも育ちも日本。 高校生までは、Japowの聖地、北海道に在住。 高校卒業後、2年間カナダにて、アウトドアガイドの学校に通い、その後は、コロラド州のデンバーに拠点を置く。 それから10年、現在は故郷日本にて最高のパウダーを楽しんでいる。 Japan Ski Toursでも中心的な存在で、海外のお客様からも絶大な人気を得ている。English→